ikiru kiryoku
本当に大切な人を失いました。
何にも代えられぬ大事な人を傷つけ、裏切り、自ら行った行為で、
遠ざけざるを得ない事にしてしまいました。
私には、目標があり、思えば、その目標のための一歩を踏み出したときから、ずっとそばに居てくれました。
目標の為に生きる上で、どんなことがあっても、その人が居てくれたから前だけを見ている事ができていました。
支えになってくれていた大切な人を、失いました。
このブログは、私が高校くらいの頃から書き溜めていますが、
20代になってからは、年に一度でも更新したら珍しいくらいのブログです。
過疎ブログなので、誰も見ていないでしょうし、きっと一番読んでもらいたい、
大切な人にもこのエントリは届かない。
届けたい気持ちはあるから書いてるのだけれど…。
高い目標に対して、牛歩状態で、到底一生掛けても辿り着けそうにない道で、挫けそうでも、彼女が居たから
彼女と過ごせる未来があれば、それだけでよかった。
本当にそれだけで十分だった。
それなのに、自分のエゴと傲慢さで、とんでもない間違いを犯した。
俺はずっと目標に向かって、ゆっくり歩いていって、
疲れたときに隣に彼女がいてくれたら、それだけで頑張れた。
もう、私は歩けない。
目標の輝きは失ってないけれど、そこに行けたからといって、何の意味があるのか。
もう、隣には彼女が居ません。その時に、一緒に笑ってくれる人は彼女であってほしかった。
あるいは目標に辿りつかなかったときに、
そばにいてくれたはずの彼女の優しい微笑みを見る事は、許されないようです。
神だなんだってのが居るなら、何でもする。
ありきたりな発想だって、誰だってこうなればこうするってテンプレに自分が乗っかってるのだってわかってる。
でも、お願いだから、もう一度だけ、彼女と歩む事を許してください。
私の人生には、まだ、彼女の存在が必要です。
傲慢だし、そんなの自己責任だし、当然の報いだとは理解してる。
それでも、お願いだから、俺の間違いを許してください。
彼女ともう一度、一緒にあるいて行く事ができる自分を創るには、
どうしたら良いのか誰か教えてください。
あなたが私に思ってくれるように、
あなたにとってこれ以上辛くない選択になるのであればと思い、
俺もあなたのためを思って、キリをつける事を決意したんだ。
もっと前から、本当にあなたの事を思うなら、引き止めちゃいけないって考えはあった。
けれど、そうじゃないと、もっと本当にあなたのことを考えたら、私と居ることがあなたのためにもなると、そう思って苦しいけど、何度も何度も引き止めようとした。
私はこれから、数ヶ月は会社とこの家を行き来し、会社を辞めます。
しばらく、なにもしたくない。
あなたの影を探しながら、自分の生きている意味を考え直します。
これを依存と呼びたい人が居るなら、勝手に呼べばいい。
誰も見ていない過疎ブログだから、言っても大丈夫。
私が抱えてる目標なんて、どうせたどり着けるわけがないのだから
今、死のうが死ぬまいが、同じ日常が溢れていて、
その中で、きっと彼女に私が死んだことは、伝わらない。
伝わらずに、きっと生きてくれる。
ほら。生きていようが、死んでいようが、何も変わらないじゃないか。
さようなら。
もう終わったのなら、これ以上何かが変わることがある前に、本当に終わりにした方が、幸せです。
彼女も幸せになってくれといっていました。
俺は、幸せでした。
さようなら。また、いつか。
一人の馬鹿な男が生きた証をせめて、ここには残しておきたかった。