私が上手いと感じるギタリスト

風呂でのひらめきが活性化してまいりました。
自分は適当と言えども、ギターを所有して、5年以上は経過していて、当然、そこらへんにある楽曲を聴く際にも、その影響が掛かり、ギターサウンドが入っていようものならば、このギターを考えて弾いた人は、どういう耳で、どういう感性で、どんな音楽を聴いて育ったのかを想像してしまうような事は多々有りまして。というか、常でして。
そうなってしまっているので、やっぱりギタリストではない普通の人が聞く聴き方と、自分が聞く聴き方のギャップを感じるときも有ります。

今までは、その感覚の差異を語る表現が思い浮かばなかった事と、単純にそんなのは人それぞれの好みって事でいいんじゃね?的な思考停止をしてしまっていたのですが、この度、物凄い適切であると思われる例が思いつきました。

それは何かと言うと、ズバリ、線画です。


昨今、非常に多いタイプのギターは、例えて言うなら、
線の太さは均一、直線の交差等で構成されているもの。
こちらは安定的で、悪く言えば平坦。
構成や、音作り、メロディラインの流れが極端に緻密だけれど、機械的というか、
あまりにも安定しすぎていて、前述の要素に注目して聞いている人ならば楽しめそう。
音のタッチも均一に近い。


昔に多いタイプのギターは、
線の太さ自体も変化。曲線や直線も荒くランダムに混ざっているもの。
こちらは不安定で、悪く言えば大雑把。
しかし、タッチ自体の抑揚が非常に強く現れやすい。
その代わり、全体の構成力や、タッチコントロール、メロディラインの活かし方をしっかり押さえておかなければ、下手な落書きになりがち。

どちらも「線画」には変わりがないと思うけれど、表現の差、形は全く別物だと思う。
時間が無いのでとりあえずこのくらいで一度。