サナララ三章クリア。
と言う訳で、クリアしました。残るは四章。
とりあえず、読みたい人だけ読んでくださいって事で。
一章二章とプレイしてきましたが、狙ったのか、ダントツで三章の破壊力が凄い。
ああ、やっぱり、ねこねこソフト、大好きだ…。
素朴で純粋で一途で、題材はファンタジーだけど、
リアルに有りがちな問題、誰しもが経験する事の有るような問題を持ってくる事で
際立ってリアルに感じる。
もう、他愛無いような進行の中でも、独特の空気感を表現する技術はズバ抜けてます。
例えば夜の学校の教室、プール、体育館。
机とチョークの粉と微妙な埃っぽさが感じられたり、
涼しげな空気の中に混じるプールの冷気で冷やされた冷たい風が混じっていたり、
体育館では文章と音楽だけを見て聞いていても、リバーブとか掛けている訳でもないのに、文が響いていたりと、
シーンごとに明らかに空気が変わる。
そしてまぁ、泣かせ所の言葉の使い方。
普段の何気ない会話の中に散りばめられたキーワードを一気にそこに持ってきて、纏め上げる。
ありふれた手法なのかもしれませんが、
自分は、その他で同じ手法をとった所で
「なんだこのクサい役者みたいな芝居は」
と、冷めますが、
どうしても、ねこねこソフトのこれには毎度やられます…。