デスノ五巻購入

ますます行く先が解らなくなったり解るような気がしたり!!(挨拶

と、同時に、以前からやっていたゲーム、
あした出逢った少女」をクリア。

        • 以下ややネタバレ風味----

呉さんの書くシナリオは、涙を誘うような物というよりも、
やはりサスペンス系のシナリオを上手く使い、その裏に一本通った、呉さんの抱えている、あるテーマを表現している文章が印象に強く残ります。
水夏でも出てきた描写だったと思うのですが、

「自分とは何なのか。」
「己を規定するものは何なのか。」
「視線」
(こんな風に言葉をお借りしても良いのでしょうか。)

こういった呉さんの持つ世界を上手く表現し、かつ表面的な形式はサスペンス物として成立している辺り、読んでいて非常に楽しかったです。

ただ読み進めるというか、小説を読んでいる時のように、
物語を自分の頭で整理しながら、推理していく楽しみ等も有ったと思います。

独特なんですよね。哲学的テーマに対する一つの考えとして。
ただ、自分の読解力が欠けているのか、読み落としている部分が有るのか解りませんが、
根本的な設定自体に無理を感じたりはしてしまいましたね。

普段自分のやるゲームとはまた毛色が違っていました。