2004-12-22 朝 印象メモ 青白い光で彩られた灰色の雲と、 冬の季節の冷たい空気。何処までも遠くを見通せる。微かな鳥の鳴き声が時折聞こえ、 普段聞いているノイズとは違う心地よい風の撫でる音。決して、アクが強い訳でもなく、朝は朝だと自分自身で主張し過ぎてはいない。 けれど自然に独特の強みを持って調和を生み出している。あと数時間もしないうちにこの空気は影を薄くしていき、役者が変わる。そんな、「先」を知っているから儚さも多分に、この空気の魅力を強くしているのかもしれない。